『オニールの空売り練習帖』ポイント解説　株の空売りで稼ぐコツとは！？要点まとめてみた！　～空売り銘柄選択編～

“Time is Life”

• 空売りに興味がある！！
• 下落相場でも稼ぎたい！！
• 空売りのコツについて知りたい！！

空売りってどのような手法！？

空売りとは、どんな取引手法なのでしょうか！？
空売りとは、「売り」から入る手法のことで、後に「買い戻す」ことで利益を得ることができる取引手法です。

1. 証券会社から株を借りる
2. 借りた株を売る
3. 後で株を買い戻して証券会社に返す

上記の、「2で売った価格」-「3で買い戻した価格」が利益となります。

SMBC日興証券：「空売り」とは？仕組やメリット、リスクを解説より引用

上記の例が分かりやすいと思います！
引用のリンクに詳しく書いてありますので、空売りがよく分からない方はそちらをご覧ください！！

『オニールの空売り練習帖』ってどのような本！？

『オニールの空売り練習帖』とは、その名の通り空売りに関して記載された本です。
以下について、著名な投資家である「ウィリアム・J・オニール」によってまとめられています。

• いつ空売りするのか！？
• 手仕舞いのタイミングはいつか！？
• どのような銘柄を空売りするべきか！？
• どのような銘柄を空売りするべきでないか！？
• 空売りを行う際の心構え

その他、注意点などについても記載があり、空売りする上でとても勉強になる本です。

投資本としての難易度は「中級レベル」。
投資に関しての基礎知識さえあれば、誰でも簡単に内容を理解することができます。
ボリュームもそれほど多くなく、1週間程度あれば読破できる分量です。
書籍の価格も、3,000円程度でリーズナブルだと思います。

本記事では、そんな『オニールの空売り練習帖』の「空売りの銘柄選択」について述べていきます。
内容の濃い本なので、３つのパートに分けて、それぞれポイントをピックアップして解説。

それぞれ、パートごとの関連性が高い内容となっています。
ぜひ、残りの２パートについてもご覧ください！

どのようなタイミングで空売り・手仕舞いするべきかについて知りたい方は、コチラの記事をご覧ください！👇
『オニールの空売り練習帖』ポイント解説　株の空売りで稼ぐコツとは！？要点まとめてみた！　～空売りタイミング編～

『オニールの空売り練習帖』ポイント解説　株の空売りで稼ぐコツとは！？要点まとめてみた！　～空売りタイミング編～

空売りをする際の心構えについては、コチラの記事をご覧ください！👇
『オニールの空売り練習帖』ポイント解説　株の空売りで稼ぐコツとは！？要点まとめてみた！　～空売り心構え編～

『オニールの空売り練習帖』ポイント解説　株の空売りで稼ぐコツとは！？要点まとめてみた！　～空売り心構え編～

結論：空売りするべき銘柄とそうでない銘柄の特徴

本記事では、『オニールの空売り練習帖』の「銘柄選択」について述べていきます。
以下について、ポイントを絞って解説！！

• どのような銘柄を空売りするべきか！？
• どのような銘柄を空売りするべきでないか！？

上記について、どのように書かれているのか解説します！！
結論から言うと、以下の通りです。

上記について、後述していきます。

空売りするべき銘柄

『オニールの空売り練習帖』では、上記の特徴を持つ銘柄について、「空売りをするべき」としています。
納得できる部分とそうでない部分がありました…。
詳細については、後述していきます！

下げ相場直前のリーダー銘柄　★最重要

直近の上げ相場をリードしていた銘柄。
つまり、最も上昇率の大きかった銘柄を空売りするべきである！
と、記載されています。

理由は以下の通りです。

• 多くの機関投資家に大量保有されている
• つまり、巨大な潜在的売り要因である

強気相場をリードしていた銘柄は、天井をつけてから１～２年後の方が、より多くの機関投資家に保有される傾向にあるとのこと。
それらが、巨大な潜在的売り圧力となります。

株価が天井をつけてから下落相場に入りしたとしましょう。
その場合、機関投資家による巨大な売りが顕在化します！！
売りが売りを呼び、さらに株価が下落していく…ということになります。

なので、直近の上げ相場をリードしていた銘柄を空売りするべきである！
ということです。

ちなみに、そのリーダー銘柄と関連性のある業種グループにおいても有効だとされています。
また、その逆も然り。

なるほど！
読んで納得しました。
あべしは、この項目が最重要ポイントだと思います！！

最近、株式分割された銘柄

株式分割をされた銘柄についても、空売りするべき銘柄の対象である！
と記載されています。

分割比率が高ければ高いほどよく、ここ２～３年で２回目の分割であれば、さらによいとのこと！！
理由は以下の通りです。

• 株は２回目か３回目の分割の後、１年以内に天井をつける傾向にある
• 機関投資家がより多くの売り圧力を持つことになる

この部分は、あべし的にイマイチ納得できていない部分が多々あります。

確かに、調査の結果２回～３回の分割の後、天井をつける傾向にあるということが分かったかもしれません。
しかし、具体的な根拠が薄いので、完全に信用しきれない部分があります。

また、株式分割は株価のアップダウンとは関係がないと思っています。
時価総額に変化はないからです。

個人投資家が保有したくなるため、流動性が上がる…ということでしょうか…？
まだまだあべしのレベルが足りないだけかもですが、ちょっと納得できませんでした。

空売りするべきでない銘柄

『オニールの空売り練習帖』では、上記の特徴を持つ銘柄について、「空売りをするべきでない」としています。
この項目については、すべて納得できました。
理にかなっており、意識しておくべきポイントだと思います。

出来高が少ない銘柄

出来高が少ない銘柄を空売りするのは、非常に危険である！
と記載されています。

理由は以下の通りです。

• 少しの買い戻しで値上がりするリスクがある
• 頻繫に取引されていないため、流れの変わり目を見極めるのが困難

この項目については、疑いようはないでしょう！
空売りの基本だと思います。

出来高が少ない銘柄≒過少資本（発行済み株数が少なく、市場に出ている浮動株が少ない）であるため、大口の資金が少しでも入れば、大きく値上がりする可能性があります！

時価総額の小さい銘柄に多く見受けられ、仕手株化されている場合もチラホラ…。
リスクとリターンが見合っていません。

機関投資家が保有しているような銘柄を空売りするべきです。
１日に100万株＝1000万株以上の出来高があることが望ましいとされています。

売りを示す指標が少ない銘柄

要するに、株価やPER（株価収益率）が高すぎる！という理由だけで空売りしてはならない。
ということです。

株価が高いこと、PERが高いことにはそれぞれ理由があります。
その理由を無視して、単純に数値だけ見て空売りすることは、非常に危険です。

具体的に言うと、買われ過ぎ・売られ過ぎの指標が「買われ過ぎ」という１つの基準のみで、空売りするということは厳禁。
「買われ過ぎ」な銘柄は、「買われ過ぎ」状態のまま、何日～何週間も値上がりする場合があります。

相場の有名な格言があります。
「買いは家まで 売りは命まで」

株価の下落には底はありますが、上昇には天井がありません。
空売りの危険性については、しっかりと把握しておきましょう！！

大切なことは、マーケットを研究し、弱含んでいることを認識し、それについていくこと。
大きな流れに逆らうことはNGです！

以上、『オニールの空売り練習帖』の「空売りの銘柄選択」について述べてきました。
空売りをするにおいて、役に立つポイントがギュッと詰まった１冊です！

本記事では、なるべくポイントを絞って解説するために、具体例は極力省いています。
より詳細に勉強したい！というかたは、ぜひ購入してみてください！！
役に立つこと間違いなしです！！

今回紹介した『オニールの空売り練習帖』以外でも、投資に関する良書は数多くあります。
あなたの投資目的・手段・環境にあった１冊がきっとあるはず！

以下、おすすめの投資本です。
あべしは長く読まれている本を好みます。
ぜひ、読んでみてください！

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まとめ

本記事では、『オニールの空売り練習帖』の「銘柄選択」について述べてきました。
空売りをするにおいて、役に立つポイントがギュッと詰まった１冊です！

• どのような銘柄を空売りするべきか！？
• どのような銘柄を空売りするべきでないか！？

上記について、どのように書かれているのか解説しました！！

ぜひ感想やご意見など、フィードバック頂ければ幸いです！🙌
あなたの投資ライフに、少しでも役立てば幸いです。

今回紹介した『オニールの空売り練習帖』は、空売りについての良書です！
実際に読んでみることをおすすめします！！

最後に…

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